もうひとりの赤ちゃんに会えるまで。

ふーの2人目不妊治療記録。

流産手術 20180410

※前回に引き続き手術の内容です。読みたくない方はそのまま閉じてくださいね。

 

 

 

 

 

 

手術当日は0時以降食事禁止、

6時以降は飲み物も禁止の絶飲食状態からスタート。

ギリギリ5時台に目が覚め最後の水分補給をする私(笑)

当日まで出血も腹痛も何もなく、体温も胸の張りもそのまま。

最後の最後まで流産の実感は湧かないままでした。

 

10:30頃来院して下さいと言われていたので10:25に到着。
いつも午後イチの空いてる時間に行っていたのですが、平日なのにめっちゃ混んでる…待合室パンパンでした。


受付に同意書の提出をし、待合室で少し待って10:50頃呼び出し。

前回した血液検査は数値に異常なしとのことでそのまま内診へ。

いつもならモニターで様子を見せてくれるのですが今回はなし。

そこでやっぱりだめなんだなぁと最後の諦めがつきました。

 

そのまま消毒をしラミセル(子宮口を開くための棒)を挿入。
入れる瞬間は生理痛みたいな奥にウッてくる感じがありましたが、先生が上手なのか痛みは瞬時でそこまで痛くなかったです。

入れたあとしばらくは下腹部に鈍痛が感じられましたがこれも軽い生理痛程度。


診察室に戻って見たエコー写真の胎嚢は前回までのような丸型じゃなくて輪郭がぼやぼやした感じになっていました。


そのあと入院のため病室へ移動。

窓付きのシンプルな個室で、エアコン、クローゼット、独立洗面台、小さい冷蔵庫、ソファーベッドに大きめのクッションが2つ置いてありました。

トイレは別室ですがすぐ近くにあり、点滴を持ったままでも入れるような広めの個室でした。


部屋に到着後は優しい看護師さんが気遣いながらいろいろ説明してくれました。

かっちりとしたブラははずすよう指示され、キャミソールに院内着に着替えてベッドへ横になります。
水分・電解質補給のための点滴を左腕に打ち、しばらく休みます。
ここまでで11:20くらいになってました。

 

少しは寝られるかなと思ったけどそわそわして結局寝付くことは出来ず、他の病室から聴こえる赤ちゃんの泣き声が可愛くて眩しかった。

 

途中で一度お手洗いに行き、12:30頃抗生剤の点滴を追加。

途中血液が逆流するトラブルがありナースコールするも特に問題なし。


12:55付き添いのため旦那くんが到着。

少し会話したあと、すぐ看護師さんが呼びに来て、旦那くんを病室に残して事前準備のため手術室に移動。

下着を脱いで手術台へ。
左手の中指にモニター、胸に心電図のパッドを貼り付けて右腕で血圧測定。
左肩に吐き気止めの筋肉注射(これが地味に1番痛かった…)
汚れるといけないからと両足にカバーをかけられ、
麻酔が効いて無意識に動くと危険なので手足を軽く固定する旨を説明されました。

 

13:30、先生が入ってきていよいよ手術開始。
麻酔を入れながら効き具合を確認するため看護師さんが数をカウントするのを復唱するよう言われ。

「いーち」「いーち」

「にーい」「にーい」

 

6くらいまで数えたあたりで意識が無くなりました。


目が覚めたときには手術が終わって1時間くらい経っていて、いつのまにか点滴もなくなっているし下着も履いた状態で手術台の上にいて。

様子を見に来た看護師さんに支えられながらちょいふらふらする感じで部屋に戻りました。


そのあとは病室でウトウトしながら少し旦那くんと話したり、母にLINEで終わったよと報告などしたあと眠りにつき、1時間半〜2時間くらいして目が覚めた頃にはもう頭もはっきりしてました。

着替えをして先生に呼ばれるのを待ち、診察。

詰めていたガーゼを取り出し、内診して、特に異常は見られないけど出血がかなり少なく子宮内に溜まっているのが少し気になるとのこと。

動いたりしているうちに出てくるだろうと言われましたが…これを書いてる今もまだほとんど出てません(⊃´-`⊂)大丈夫かしら…

子宮収縮止血剤を処方され、夜から毎食後1錠ずつ3日間飲むよう指示され、次回は2日後に経過観察するということで無事退院となりました。

 

運がいいのか何なのか、1番痛かったのは吐き気止めの筋肉注射で、ほとんど苦しむことなく全ての行程が終了し、何だかあっけないなぁと思ってしまいました。

事前に経験者のブログ等をたくさん見ていて、かなり痛かっただの復帰までしばらくかかっただのと脅されどきどきしていたので本当に軽く済んでよかった…

当たり前だけど、個人差のあることなんだなぁと思いました…あとはお医者さんの腕も。

 

このあとの検査で何も悪いところがなく、また妊娠に向けて進んでいけますように…

 

今回育ててあげられなかった赤ちゃん、ごめんね。

またそのうちママのところに戻って来てね。

たくさんたくさん泣いたけれど、少しずつ前を向いていこうと思います。